

当院にはセカンドオピニオンを求めて来院される患者様も多く、そのほとんどが「抜歯と言われた」「症状が良くならない」「この方針で合っているのか」などの不信感による転院が多くを占めています。
本来のセカンドオピニオンとは、
主治医の診断結果や治療方針について、主治医以外の医師から意見を聞くことです。
しかし、現実的にはセカンドオピニオンというよりも主治医に対する不信感からくる単なる転院であることがほとんどです。またインターネットの普及に伴って自身の受けた治療や診断について手軽に調べられるようになり、かえって混乱してしまう患者様も多いようです。
歯科医師が理由もなく抜歯したり、手抜き治療を行う事はありませんし、症状の改善が見られないまま放置していてもよいと考える歯科医師もいません。
保険治療の範囲内での治療法には限界がありますし、担当医によって得意分野も全く違います。また、混雑する時間帯ですと十分な説明が出来ない事もあるでしょう。セカンドオピニオンを受けたい患者様は、まず今の担当医とよく話し合い、なぜその治療方針なのかの理由をしっかりと明確にすることをお勧めします。
以上のことをご理解の上、 今の主治医の診断結果や治療方針について、それ以外の医師の意見を聞きたいと思われましたらお気軽にご相談下さい。
セカンドオピニオン外来を引き受けられない場合
1.セカンドオピニオン外来を予約されていない場合。
2.現在の主治医に対する不満、医療事故・医療過誤及び訴訟に発展する恐れがあると思われる相談の場合。
3.医療費の内容、医療給付に関する相談。
4.相談領域に対応できる専門医が当院にいない場合。
5.メンタルクリニックに関する相談の場合
6.その他、当院がセカンドオピニオンの求めに応じることが困難であると判断した場合。

